憧れのウッドデッキ!自分で作らず、新築時に頼むのが吉!

ウッドデッキは新築時に頼むのが吉

一戸建ての憧れといえば、庭のウッドデッキですね~。

自分で作ろうと考えている方も結構多いかと思います。

このサイトでは、自分で作るDIYでは無く、新築時に頼むことをおすすめします。

その理由は・・・

  • ウッドデッキは、自分で作らず、新築時に頼む方が良い理由
  • ウッドデッキ製作依頼時に気をつけること
  • ウッドデッキの【色】の理想と現実

 

ウッドデッキは自分で作らず頼む方が良い理由

 

Piko
Piko
ウッドデッキを自分で作ってみようと思っている方に。

ウッドデッキは、構造的にはシンプルなので、ネットなどで情報をとれば、自分で作ることは可能です。

ただ、いくつか試練があります。

  • 木材が堅くカットやネジ止めが大変。
  • 材料が長く、重いので、1人で組むのは大変。

順に説明しますね。

木材が堅くカットやネジ止めが大変

ウッドデッキに使う材料は、様々あります。

しかし、おすすめは、ハードウッドという部類で

  • アイアンウッドと呼ばれる、【ウリン材】
  • 海ほたるなどでも使われる【イペ材】

非常に木材の密度が大きく、腐りにくいものです。

密度が大きいとは、ぎゅっと身が詰まっているイメージです。
身が詰まっているので、重くて、かたいです。
逆に密度が小さい木材は、内部に空気層がたくさんあるので、
軽く、やわらかくなります。

 

つまり、電動のこぎりを持ってしても、かたくて切るのが大変。

かたいので、ネジを打つのも下穴が無いと難しい。(工数が倍かかる)

と言う具合で、加工がとても大変です。

材料が長く、重いので、1人で組むのは大変

ウッドデッキというと、小さくても、1.5m×3m程度の広さがありますね。

これだけの広さに、木材を敷き詰めるということは、

木材もそれなりに長く、たくさん必要です。

この長い木材をカットしたり、並べてねじ止めしたりするときには、

あっちこっちに木材を移動する必要があります。

この作業が結構、腰にきます。

木材って長いとかなり重いです。

また、柱(土台)になる木材は、短くても太い角材なので、とても重く、

かなりの重労働になり、怪我をする懸念もあります。

 

週末2日間作業すると、翌週筋肉痛で、大変かもしれません。

なので、プロに依頼するのが良いと思います。

軽くて扱いやすい材料はないの?

軽くて扱いやすい材料といえば、

ホームセンターなどで売っている褐色の軽い材料、【ウエスタンレッドシダー】です。

この材料ならば、1人で作れます。

出来たときの見た目は、とても良いです。

でも、残念ながら、日本の多湿環境下では、耐久性があまり良くないです。

腐りやすいんですね。

庭の一部を隠すラティスのように、力のかからない用途であれば良いです。

しかしデッキは、その上を歩くので、重さがかかります。

数年で腐って、ネジが浮き、割れが入り危険な状態になってしまいます。

そうなると、もう悲劇です。

いつ底が抜けるか分りません。

全部取り壊す必要があります。

私は当時材料知識が乏しく、防腐剤処理をした白木で作ってもらったのですが、5年で腐り、部分的に底が抜けて危険な状態になりました。
表面の塗装を塗ることを怠ったことも、原因の1つですが、塗ると言っても、表面しか塗れず、隙間の側面や裏面は塗れないので、はっきり言って厳しいです。
日本の多湿環境では、木材の素材が腐りに強くないと、持たないと確信しました。
※現在は、【イペ材】を使って作り直してもらいました。
日本の多湿環境では、耐久性のある材料を選ばないと、腐って危険な状態になります。
耐久性のある材料は、重くてかたい為、製作作業が大変で、怪我をする懸念があります。
なので、迷わずプロの業者に依頼しましょう。
あなたは、出来上がりをイメージして、デッキのデザインを考えることに集中しましょう。

なぜ新築時に依頼するのが良いのか?

Piko
Piko
依頼するのが新築時が良い理由を説明します。

新築時が良い理由は、費用を抑えやすいことにあります。

新築時は、総額に対し、値引き交渉をすると思います。

デッキ単体で、後から業者に依頼すると、

デッキのみに対しての値引き交渉になり、値引き幅が小さくなりますが、

家全体の工事のなかに入れてしまえば、工事業者も一気に作業ができるので、

日程調整がしやすく、工数削減にもつながり、値引きがしやすくなります。

デッキや庭まわりは後で考えようか・・・というのは、損をしますので、

新築時に最初からウッドデッキ製作を盛り込んで依頼しましょう。

ウッドデッキは、家の外観と一体的になるので、家の外壁とのバランスを考えた方が良いです。
外壁は、業者さんによって、オススメがあると思います。
どの外壁タイプでも、色はある程度選べると思いますので、デッキとの相性を考えて決めましょう。

 

ウッドデッキ製作依頼時に気をつけること

Piko
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製作を依頼するときに気をつけることをまとめます。
  • ウッドデッキ製作は、新築時に依頼する。
  • ウッドデッキの材料は、【ウリン材】か【イペ材】を指定する。
材料の指定は絶対にするようにしましょう。
この2つは、材料費と工賃が高いですが、耐久性がとても良くオススメです。
コストを下げる手段として、安い材料をすすめられるかもしれませんが、ここは妥協しない方が良いです。
5年は持ちますと言われても、5年って割と早くきます。
その時点で、作り替えとなっては、費用的にかなり厳しいものとなり、お金が出せないから、結局ボロボロの状態で放置なんてことになりかねません。
この材料にすれば、うちでは、12年目ですが、問題ありません。

ウッドデッキの色の理想と現実

Piko
Piko
デッキの色について理想と現実のギャップがあります。
デッキというと、木材の色を活かした白木~茶色をイメージしますね。
私も、このイメージでした。
理想の色です。
ところが木材は、長く風雨や直射日光にさらされると、色がグレーになります。
海岸に流れ着いた流木をイメージしてもらえると、分るかと思います。
できたての木の色を維持できるのは、6ヶ月程度です。
その後は、残念ながらグレーになります。
これは現実なので、受け止めるしか無いです。

デッキに色をつけることを楽しむ

Piko
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逆の発想の提案です。
現実を知り、ガッカリされた方もいるかもしれません。
でもご心配なく。
ここは、発想を変えてみましょう!
逆に表面保護塗料で着色することを【楽しむ】方向に考えを変えることをオススメします。
表面保護塗料は、年1回は塗った方が良いです。
このときに、着色剤が入っている物が多いので、色を選んでみましょう。
無難なところでは、茶色系です。
カントリー調で、白や水色なんかも良いです。
色がはげてきた状態もまた、味のあるカントリー調になりますよ!

まとめ

Pikoウッドデッキは憧れ的存在で、家の顔にもなります。

あるとないとでは、おしゃれ感が全く違います。

断然作ることをオススメします。

一方で、自分で作れるかも・・・というDIY魂がよぎる方も多いかと思いますが、

耐久性のある材料は、重く、かたいので、作業で怪我をする懸念があります。

ここは、グッとこらえて、業者に作ってもらいましょう。

間違いなく、きれいに安く、早く出来上がります。

デザインについて、自分の考えを業者に伝えれば、自分で作れば良かったな・・・とはならないと思います。

この記事で紹介した材料【ウリン材】、【イペ材】を使っても、メンテナンスは必要です。

年1回の保護膜塗装は、やるようにしましょう。

理想のウッドデッキができますよう、願っています。

最後まで御覧いただき、ありがとうございました。