間取り検討で結構重要!トイレの配置

トイレの配置

今回は、トイレの配置についてのお話です。

トイレは、必ず毎日使います。

そして気になるのが、【音】と【臭い】。

特に【音】については、真剣に考えましょう。

将来大きなストレスに発展する可能性があります。

トイレの配置と考慮すべき【音】と【臭い】について

 

トイレの【音】をなんとかしたい

Sanako
Sanako
まずは、トイレの音について。

トイレの【音】は、

  • 用を足すときの音
  • 流すときの音

の2つがありますが、前者は、家族とはいえ、自分以外の音を聞きたくは無いですね。

特に、おなかの調子が悪いときは、困ります。

防音にしたくても、換気の問題もあり、ドア下には隙間が必要です。

なので、トイレの配置は、家族が長時間滞在するリビングやダイニングから離れていることが必須です。

最近は、子供もリモート授業があり、発言中にトイレを流す音が入って恥ずかしかった・・・なんて声も聞きます。

子供部屋とも離したい感じですね。

 

家族が長時間滞在する、リビングやダイニング、子供部屋などから離れた位置に配置する。

トイレの【臭い】をなんとかしたい

Sanako
Sanako
続いて、トイレの臭いについて。

臭いも気になります。

臭い対策としては、換気です。
換気扇は、
  • トイレ上部
  • 洋式便器内部
につきます。
洋式便器内部に付いた換気扇は、わりと強力です。
使用後に自動で回りますが、使用中もボタンで回すことが出来ます。
便器内換気扇を最初から回すと良いです。

トイレ上部の換気扇ですが、昔から小さくて、効果が微妙・・・な感じがするものです。
なので、おすすめは、【トイレに小窓を付ける】です。
マンションでは出来ませんが、一戸建てでは、一般的です。
小さい換気扇に頼るよりも、小窓を少し開けた方が、圧倒的に換気が進みます。
トイレも明るくなり良いです。

トイレの換気扇は、トイレ内の空気を外に吐き出すのですが、吐き出す為には、吸い込む部分がある訳で、どこかというと、扉の下の隙間です。
トイレの扉は、外側に開くタイプです。
これは、万が一、トイレ中で体調をくずして倒れたとき、内側に開く扉だと、外から開けられないからです。
開くタイプの扉なので、必然的に、床と扉の間に隙間が必要なのですが、ここが換気の吸い込み口になっています。
  • 換気は、洋式便器内の換気扇を活用する。
  • トイレには換気と採光用に小窓を付ける。

 

いずれにしても、臭いは出るので、食事をするリビングやダイニングのそばにトイレは避けたいですね。

 

トイレの具体的な配置は?

Sanako
Sanako
トイレの具体的な配置のお話です。

間取りを考える上で、人が集まる空間をまとめる工夫をします。

リビング、ダイニング、キッチン

これらをひとまとめにして、トイレから距離を取るようにします。

子供部屋、書斎

これらは2階に配置し、上下でトイレと距離をとりましょう。

廊下、バスルーム、納戸、階段下
◆廊下
廊下は、間取りを考える上では、無駄なスペースと考えがちですが、音や臭いを区切る役割としては大切です。
うまく利用しましょう。
◆バスルーム
バスルームは、比較的密閉性があり、シャワーなどの音が出ることから、隣にトイレがあっても、あまり気にならない部屋です。
同じ水回りなので、近くに配置するのは良いと思います。
◆納戸
納戸の隣は、トイレを配置するベストな場所です。
◆階段下
階段下も、トイレを配置するベストな場所です。
間取りを考えると分るのですが、階段は、意外とスペースを取ります。
斜めに上がっていくので、下側に空間が出来ます。
物入れにすることが多いかと思いますが、トイレを上手く重ねられると良いです。
どうしても子供部屋や寝室などとトイレが隣接してしまう場合は、各部屋のトイレ側に押し入れやクローゼットを配置し、少しでも人がいる位置から離すように、工夫しましょう。

トイレにコンセント?

Sanako
Sanako
ちょっと話が脱線しますが・・・

洋式便器には、

  • ウォシュレット
  • 便座を暖める機能
  • ふたの自動開閉

などの機能があり、電動です。

なので、トイレ内には、コンセントが必要です。

ここは、必須なので、皆さんが心配されなくとも、電気屋さんがコンセントを付けます。

知識として知っておいて下さい。


2個口のコンセントで、1個は便器の線がささるのですが、1個は空いています。

夏場、暑いときに、小型扇風機を持ち込むと、快適です。

冬場、寒いときに、小型ファンヒーターを持ち込むと、これまた快適です。

くれぐれも、切り忘れの無いようにして下さい。

 

壁に付く便器を操作するパネル内には電池があり、リモコン(無線)になっています。
10年くらい使うと、電池が切れるので、自分で交換する必要があります。
このとき初めて、リモコンだと知りました。(笑)

 

まとめ

Sanako今回は、間取り検討の中で、とても重要なトイレの配置について、紹介しました。

  • トイレは、人が集まる部屋から離す。
  • 子供部屋は2階に配置し、上下でトイレから離す。
  • 臭い対策は、便器内の換気扇を活用するのがおすすめ。
  • 換気と採光目的で、小窓を付けましょう。

トイレは、毎日使う大切な場所です。

日々の健康をチェックするところでもあります。

トイレがリビングのそばにあり、音や臭いが伝わり易いと、トイレに入ることがストレスとなり、別の病気を誘発する懸念があります。

トイレは、ストレスなく、リラックスして入れるよう、間取りを考える際に考慮しましょう。